Thursday 18 December 2014

羅針盤



先日、うたちゃんの店 ミニログ店へお邪魔して素敵な羅針盤を手に入れました。

船についていたものです。
十二支が時計回りに書かれていて、子が北、卯が東、丑が南、酉が西の方角を表しています。


羅針盤を見ているだけで方角が示す地球の神秘を感じます。

海にとって人は小さく、山にとって人は小さく、空にとって人は小さく、愛おしいものでしょう。

私たちは地球の中で一番末っ子なのですものね。

花や木々、動物たちは兄や姉。

たくさんのことを教えてくれます。

そして火や水が私たちの命になります。

守ってくれるのは自然の神様。

羅針盤で示した方角にも旅を導く神様がいるはずです。














Monday 15 December 2014

沖縄そば屋  月桃

神奈川県川崎市で沖縄出身の方が沖縄そば屋さんをオープンします!

お店の名前は「月桃」
体のことを考えた沖縄料理が堪能できますよ。

その月桃さんの器を、ヒヅミ峠舎が作ることになりそばマカイやちゃんぷるー皿、湯呑etc…。

色々作らせて頂きました。

ヒヅミ峠舎のふたりは沖縄で修行しました。

作り手の三浦は北窯 松田米司工房、絵付けの三浦は北窯 與那原工房におりました。
沖縄の器は健康的でそして素朴で豊か。
それはとても難しいのです。
修行を終えてから沖縄の器を作るのはとても久しぶりで、ふたりとも感覚を戻すのに時間がかかりました。

今は山口県の地で、土も違うし自分たちで作った釉薬を使っているので、沖縄で生まれる器にはなりません。
なのでひたすら余計なことをいれず純粋な状態で沖縄のことを思い出しながら作るしかありませんでした。
自分たちにとってもこの時期に、もう一度沖縄の器を作ることができてよかったなと思います。

作るきっかけをくださった月桃さんにも感謝して。

月桃さんは近日オープンです!
みなさま、お近くまでいらしたらぜひ行ってみてくださいね。



染付唐草菊文5寸皿

鉄絵飴釉5寸皿





Sunday 14 December 2014

最近の作品 






蝶蝶のランプシェード

                 灯りを目指して虫たちはやってきますよね。


色絵うんすけ
木の実でお酒を飲む気分が味わえます。

草花色絵皿
 今まで上絵には洋絵の具を使っていましたが、今回和絵の具を初めて使いました。
暗中模索で色々な絵の具の濃さを試してみたり、窯の中での器を置く場所なども様々にテスト焼きをしました。
失敗も多かったですがその中にはいい感じのものも出てきました。 次が楽しみです!

色絵小丼ぶり
ちょっと絵の具が薄かったかな?という感じですが、個人的には草花のそっと咲いている雰囲気が出ている気がするので、また作ってみたいと思います。
 
カップ&ソーサー
来年の2月7日(土)から、アートスペース油亀さんで「珈琲のための器展 -うつわの数だけ、味がある。-」の企画展があります。その展示会に向けて試作品のカップ&ソーサー。
釉薬も絵の具も新しいものです。色々試作してみるつもりです。





Friday 28 November 2014

itonami cafe

なんと、日積にカフェができます!
この静かな山あい、清らかな水、すれ違うタヌキやウサギ、豊かなこの土地にこれ以上何も望むものはないと思ってました。
それなのにカフェで過ごす幸せも味わえるなんて棚から牡丹餅です。
日積の生活がより一層楽しくなりそうな予感。
私達は浮き足立って早速、改装中のitonami cafeさんへお邪魔しました。

 カフェのオーナー高崎さんご夫婦は東京から縁あって日積に移住され、築100年以上の歴史ある古民家を沖縄や山梨からも助っ人のみなさんいらして大改装しております。
漆喰や床、瓦の張替えまでみなさんで行ったというのですが美しい出来栄えに圧巻です。
嗚呼、早くitonami cafeさんで珈琲が飲みたい… 
みなさまもぜひ日積へいらしたらitonami cafeへ!






完全に馴染んでます。







Thursday 20 November 2014

染付の作品

染付リム皿
染付豆皿
6寸浅鉢
染付どんぶり
染付焼酎カップ
染付カップ&ソーサー

またまた最近の作品

鉄絵茶碗
上絵8寸リム皿
赤絵金彩お猪口
赤絵8寸リム皿
刷毛目ボウル

小さい蓋物


Friday 14 November 2014

最近の作品

タマネギ屋根蓋物

鳥家族の一輪挿し

最近の作品

染付十二支角皿

染付シチューボウル(スタッキング可能)

染付角皿
                               
染付面取マグ


うつわも、冬支度。

昨日からいきなり寒くなりましたね。
こんなタイミングでサッパリと髪を短くしてしまったので、とにかく後頭部が寒くてやれません。 
冬眠する動物がちょっぴり羨ましくなる季節です。
明日より、冬眠できない私たちにぴったりの企画展が始まります。
全国各地より冬支度をテーマとした作家さんの器たちが岡山のアートスペース油亀さんに集結致します。私たちも微力ながらさんかさせていただいております。
期間中は色々なイベントが準備されているようです。詳しくはこちらからhttp://aburakame.web.fc2.com/

Tuesday 11 November 2014

うたちゃんの店



先日、柳井にある「うたちゃんの店 T’S」のうたちゃんが工房へきてくれました!

うたちゃんは、地域の作家さんをとても大切にしていて

心から応援してくれている貴重な存在です。

時代に添って移り変わってきたモノのお話や、私たちが住んでいる街の歴史

いっぱい教えてくれます。

いつでも笑顔で迎えてくれるうたちゃん。

私たちの支えになってくれています。


それからうたちゃんの店には外国の古いガラスや、骨董がたくさん並んでいてワクワク。

地元の作家さんの作品も展示されていて、陶器や木工衣類やアクセサリー

歴史のあるアンティークから現代の作家さんまで、たっぷり楽しめます。

工房の玄関先に灯りをともしたいと考えていて探していたら

この間うたちゃんの店へお邪魔したときに発見!

すごく素敵なアンティークの壁掛け用のスタンド。

まだ取り付けていないのですが、冬本番になる前には取り付けて温かい灯りがともる

工房へ帰る楽しみを味わいたいです。









<うたちゃんの店 スタジオT's>
山口県柳井市柳井3867-2
Tel 0820-23-7242
OPEN 11:00~18:00
定休日 水曜日 

うたちゃんの店
<西洋アンティーク ミニログ店>
柳井市旭ヶ丘団地 恐竜公園斜め前
OPEN 14時ごろ~18:00
定休日 水曜日 











Friday 7 November 2014

看板

玄関先に看板を焼いて取り付けてみました。
完全に馴染んでます。

Tuesday 4 November 2014

ランプシェード

工房の電球ソケットにランプシェードを焼いて、取り付けてみました。 
なかなか良い感じでできたのではないかと、満足しております。
こういう時、焼き物屋さんで良かったと思う瞬間のひとつです。
台所のランプは薄めの飴釉で。

カウンターのランプは懐中時計模様の染付で。

点けるとあまり絵が見えない。

Friday 31 October 2014

ハロウィンの夜

お花を買う小さな男の子。誰にあげるの?とインタビューされていました。テレビで。
天国のおばあちゃんにあげる、寂しくないように、オオカミが来ないように。
そう言っていました。

これは優しい可愛らしい子とほほえんではいられないではないか!と心が湧き上がりました。

もっともっともっと原始的な私たちの祈り。

魔除けで化粧をしたり、にんにくを下げたり、海に火に山にただただ祈るしかないように。


お花をいけることが弔うことであることを知っている。

それはずっと前から、ずっと先へ続くものです。

私にとって絵付けすることは祈りのひとつであることをあらためて思い知らされました。

さて今日は何を描こうかしら。







本焼き中

冬の企画展に向けて本焼き中です。寝不足で少し眠たいですが、頑張ります。

Thursday 30 October 2014

テラオカの計り

土の重さを計ったり、釉薬を作ったりするときに計りを使います。
古いものですが、両面に目盛りが付いていたり、二回転式で目盛りが見やすかったりとなかなか便利です。 
民芸の窯で、修行した割りに熱心な柳宗理さんフリークという訳ではないのですが、この計りのデザインはとても好きです。もう一個の有名なかたつむり型のノーブルよりこっちのほうがなぜか好みに合います。
好きな道具と一緒に働けるのはとても幸せなことですね。
50年くらい前のものでしょうか。

最近の作品


                                 孔雀文リム皿
                
鉄絵ピッチャー

染付豆皿
上絵蕎麦猪口
                                  

Tuesday 28 October 2014

まだらの犬

ヒヅミ峠舎の家主、ごましおさんです。



二人がちゃんと働いているか、いつも目を光らせています。

でも秋はねむたいです。


Monday 27 October 2014

薪ストーブ

 ヒヅミ峠舎ではもう10月初旬から薪ストーブが活躍しております。夜の残業の暖房はもちろん、天気の悪い日の器の乾燥にも役立ち、灰は釉薬に使います。 
このストーブはすぐ隣の小学校で使われていたもののようです。まだまだ何十年も使えそうです。


工房のドア


工房のドアが新しくなりました。沖縄のお父さんに作ってもらいました。建物の雰囲気ががらりと変わり家族全員、大変気に入っております!





ステンドグラスは100年くらい前のイギリスのものみたいです。本当かどうか分からんですが、夜はキラキラして本当に綺麗です。